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浅井 章匡

口腔内スキャナーを使いこなすポイント


スキャンする際のポイント

1.しっかりと乾燥させた状態でスキャンする(これが最も重要です)

※乾燥させてからスキャンしているつもりで、実際にはできていない先生が多い

※歯が濡れているとスキャンする際に光が乱反射してパッと見た感じスキャンできているように見えるが実際には綺麗にスキャンできない


2.マージン部は圧排してマージンが確実に見えるようにしてからスキャンする

※歯肉縁下のマージンならダブルコードテクニックを使用する


3.補綴部位を2回スキャンする

※特に近遠心歯の隣接面部、近接した支台歯の側面部は特にエラーが多い部位


4.隣接面(近遠心)を形成する際、スキャンできるようにある程度角度をつけて形成する


5.通常通りスキャンして頂いて補綴部位だけ個歯トレーで印象をとる

※マージンが歯肉縁下の時や複雑なインレーの形成時でもスキャン画像と合成して製作できる

※これはデジタルだけでなくアナログも必要になりますが確実なやり方です


6.スキャンパウダーを使用してスキャンする

※しっかりと乾燥させてからパウダーを振らないとダマになったり、ドロドロになったりするため、慣れが必要

※現在販売されているスキャンパウダーは3Mのみで、3Mのスキャナーを持っている人しか購入できない


7.スキャンボディーのカット面は頬側、唇側に向ける

※スキャンボディーのカット面がインプラントライブラリーと合成する際に重要になるため綺麗にスキャンしたい


8.歯磨き粉を水で溶かしてブラッシングしてからスキャンする(歯が少し曇る?らしく歯の反射が抑えられるため、綺麗にスキャンできる


9.スキャンした後にスキャンデータでエラーがないかの確認を必ず行う

※バイトがズレていることが多々ある

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